2024年11月26日
先日、私せいじたろうは、地元の防災訓練に参加してまいりました。会場には老若男女、約1000人もの地域住民が集まり、災害に備える大切さを改めて実感する貴重な時間となりました。
この防災訓練は、毎年行われている地域の恒例行事ですが、年々参加者が増えていると聞きます。今年は特に若い世代や子どもたちの姿も多く見られ、地域全体で防災意識が高まっていることを感じました。
訓練内容と参加者の熱気
訓練は朝9時からスタート。初めに自治会長の挨拶があり、地域の現状や災害リスクについての説明が行われました。続いて消防署員の指導のもと、避難経路の確認や消火器の使い方、心肺蘇生の実践などが行われました。特にAED(自動体外式除細動器)の使用方法を学ぶコーナーでは、多くの方が真剣な表情で説明を聞きながら練習に励んでいました。
私は「炊き出し体験」のコーナーに参加しました。訓練で作られた温かいカレーは地域の皆さんで手分けして用意されたもので、災害時に迅速に食事を提供するための手順が学べます。手を動かしながら住民の方々と交流し、「普段からこういう場があると安心しますね」といった声をいただきました。
心に残ったエピソード
訓練の終盤、ある中学生の男の子が私に声をかけてくれました。「防災訓練で学んだことを学校のみんなにも教えたいです」と目を輝かせて語る姿に感動しました。災害対策は大人だけでなく、子どもたちも主体的に関わるべき課題であることを再認識させられました。
また、80代のご夫婦が訓練に積極的に参加されていたのも印象的でした。「私たちは体力に自信がないけれど、こうして練習すれば何とかなる気がする」と笑顔でおっしゃる姿に、地域の支え合いの大切さを感じました。
防災意識を地域全体で高める
このような訓練を通じて、災害時には一人ひとりが何をすべきかを考え、行動に移せる力をつけることが重要だと改めて感じました。また、普段からの顔の見えるつながりが、防災の要となることを多くの方と話し合う中で実感しました。
私自身もこの訓練を通じて、多くの学びを得るとともに、地域の皆さまとの絆をさらに深めることができました。これからも防災意識を高める活動に積極的に関わり、皆さまの安心・安全な暮らしを支えていきたいと思います。
今後もこうした取り組みを続け、災害に強い地域づくりを目指してまいります。皆さまもぜひ防災訓練や日頃の備えを大切にしてください。地域全体で力を合わせ、災害を乗り越えられる強い絆を育んでいきましょう!